DVD をダブルクリックした時の動作 ( Windows 7 )
光学ドライブに DVD メディアを挿入し、コンピューターに表示された DVD ドライブをダブルクリックした時の動作についてです。
通常、 DVD メディアを光学ドライブに挿入してコンピューターに表示された DVD ドライブをダブルクリックすると Windows Media Player やインストールされている再生ソフトが起動してDVDの再生が開始されます。
操作をおこなうと『指定されたファイルに対してこの操作を行うプログラムが関連付けられていません。プログラムをインストールするか、既にプログラムがインストールされている場合はコントロールパネルの[既定のプログラム]でプログラムを関連付けてください。』とエラーメッセージが表示され DVD が再生されないことがあります。
エラーメッセージ通り『既定のプログラム』の関連付けをおこなっているにもかかわらずDVD の再生がおこなわれない場合の対処方法の一つです。
DVD ドライブをダブルクリックした時の動作が正しく設定されているかレジストリの設定を確認します。
レジストリーエディターを起動させます。
『HKY_CLASSES_ROOT』を選択し展開します。
『DVD』という項目を探します。
『DVD』を選択して展開します。
『Shell→Play→command』を選択します。
『command』を選択すると『(既定)』という項目が確認できます。
『(既定)』の『データ』が空白の場合には DVD をダブルクリックした時にエラーが表示されます。
規定では、『データ』に Windows Media Player が起動するように記述されています。
記述の内容は下記の通りです。
『”%ProgramFiles%Windows Media Player\wmplayer.exe” /prefetch:4 /device:DVD “%L”』
(x64 環境では
『”%ProgramFiles(x86)%\Windows Media Player\wmplayer.exe” /prefetch:4 /device:DVD “%L”』)
『データ』を設定することで DVD をダブルクリックすると Windows Media Player が起動します。
記述されているにも関わらずエラーが表示される場合には
『”C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe” /prefetch:4 /device:DVD “%L”』
(x64 環境では
『”C:\ProgramFiles(x86)\Windows Media Player\wmplayer.exe” /prefetch:4 /device:DVD “%L”』)
と入力すると正しく動作する場合があります。
そのほかのアプリケーションを使用したい場合には、動作させたいアプリケーションの実行プログラムを設定します。
起動させたくないアプリケーションが起動する場合も、設定を変更することで動作を変更することができます。
設定が正しいかどうかは、『Command』の『データ』に設定した内容をすべてコピーして、コマンドプロンプトで実行させるか、スタートボタンを押して表示される『プログラムとファイルの検索』にコピーをして実行させます。
複数のアプリケーションがインストールされている場合は『DVD→Shell』に複数のキーが登録されている可能性もあります。
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