Archive for 10月 25th, 2010
Lenovo G560 で Hyper-V を使用する
Lenovo G560 で Windows Server 2008 R2 の Hyper-V を使用するために
Hyper-V の役割を追加させると、構成中に正常に起動しないやブルースクリーンが
表示されるなどの現象が発生し Hyper-V の役割を正常に追加することができません。
あくまで暫定的ですが
Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Beta
を適用することで、Hyper-V の役割を正しく追加することができます。
Windows 7 および Windows Server 2008 R2 Service Pack 1 (SP1) Beta のダウンロード
Windows Update を使用してダウンロード及びインストールする方法か
スタンドアロンの ISO イメージからインストールする方法があります。
Windows Server 2008 R2 のブリッジ接続を使用してみる
Windows Server 2008 R2 をノートブックパソコン(Lenovo G560)で動作させ
インターネットへの接続はワイヤレス ネットワーク接続(ワイヤレス LAN)でおこなっています。
有線 LAN も内蔵されていますが環境上の問題で通常は使用していません。
この環境で Hyper-V を利用する場合、ネットワークの構成を工夫しないとゲスト OS が
インターネット接続ができません。
Hyper-V ではワイヤレス ネットワーク接続を使用して仮想ネットワークを構築することが
できません。
そこで『ブリッジ接続』を使用してみてインターネット接続ができる環境を整えてみようと
思います。
『ネットワークと共有センター』を表示させます。
左ペインより『アダプターの設定の変更』を選択します。
接続されている LAN アダプターの一覧が表示されます。
この環境では
・ローカル エリア接続
・ローカル エリア接続 – 仮想ネットワーク (Hyper-V で構成されたネットワーク)
・ワイヤレス ネットワーク接続
の 3 つの接続が確認できます。
ローカル エリア接続は使用していないので『ネットワーク ケーブルが接続されていません』
と表示されています。
現在、インターネット接続をおこなっている接続は『ワイヤレス ネットワーク接続』です。
この『ワイヤレス ネットワーク接続』と Hyper-V で構成された
『ローカル エリア接続 – 仮想ネットワーク』をブリッジ接続させて
『ワイヤレス ネットワーク接続』経由でインターネット接続をさせる環境を構築します。
『ワイヤレス ネットワーク接続』を選択して『Ctrl』キーを押しながら
『ローカル エリア接続 – 仮想ネットワーク』を選択します。
『ワイヤレス ネットワーク接続を右クリックしメニューより『ブリッジ接続』を選択します。
ブリッジ接続の構成が開始されます。
新たに『ネットワーク ブリッジ』という接続が追加されます。
ネットワークの構成は追加された『ネットワーク ブリッジ』でおこないます。
簡易的にネットワークを構成したい場合など重宝する機能です。
構築するための操作も簡単です。