悩み多き文教市場のインフラ屋さん

らくがきちょう。日々取組んでみた事や気になった事。何気ない日常の事など。

カスタマイズした Adobe Reader を展開する

leave a comment »


大量展開する Windows 8.1 などのマスターとなる イメージに Adobe Reader をインストールした場合、展開後にユーザーがスムーズに使用することができるように、あらかじめいくつかの設定をした状態で保存したい場合があります。

たとえば、使用許諾契約に同意したり自動アップデートを無効にする設定などです。

アドビから提供されている Adobe Customization Wizard を使用すると、カスタマイズされた Adobe Reader のインストーラーを作成することができます。

URL:Adobe Customization Wizard XI

Adobe Customization Wizard を使用して、インストール後に設定する項目をあらかじめ適用させたインストーラーを作成することができます。

カスタマイズしたインストーラーを使用して Adobe Reader をインストールすることで、インストール後の設定作業を省略することができます。

今回は、Adobe Reader XI を Adobe Customization Wizard XI を使用してカスタマイズをおこないます。

acw1

ダウンロードしたプログラムを実行して Adobe Customization Wizard XI のインストールをおこないます。

また、Adobe Reader XI をインストールして以下のフォルダーからカスタマイズするために必要なファイルを入手します。

Adobe Reader XI のインストールは、オンラインインストールやオフラインインストールのどちらでもかまいません。

場所:[C:\ProgramData\Adobe\Setup\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-AB0000000001}]

カスタマイズには[AcroRead.msi]を使用します。

acw2

入手したファイルを作業しやすい場所に保存してカスタマイズをすすめていいきます。

今回は[C:\Adobe]フォルダーを作成してすべてのファイルをコピーしました。

コピーが完了したら、インストールした Adobe Customization Wizard を起動します。

[File]→[Open Package]を選択して、[C:\Adobe]にコピーした[AcroRead.msi]を開きます。

acw3

すると、Adobe Customization Wizard  の画面左側にカスタマイズすることができる項目が表示されます。

acw4

いくつかの設定項目をご紹介します。

[Personalization Option]→[EULA Option]

[Suppress display of End User License Agreement (EULA)]チェックボックスをオンすることで Adobe Reader の初回起動時に表示される使用許諾の画面が表示されなくなります。

[Installation Option]→[Default viewer for PDF files:]

Adobe Acrobat がインストールされている環境に Adobe Reader をインストールする場合、デフォルトのビューワーをどちらにするかを設定することができる項目です。

既定では、ユーザーの操作で決める[Installer will decide which product will be the default]が選択されています。

Adobe reader を設定したい場合には、[Make Reader the default PDF viewer]ラジオボタンをオンにします。

acw5

Adobe Acrobat の動作が変化するので、十分に検証したうえで設定することをお勧めします。

[Installation Option]→[Run Installation:]

インストール方法を設定することができます。

既定では、メニューを表示してユーザーが操作しながらインストールをすすめる[Interactively]です。

メニューを表示せずにサイレントインストールしたい場合には、[Silenty]ラジオボタンをオンにします。

[Shortcut]

acw6

デスクトップ画面にショートカットを作成したくない場合には、[Desktop]→[Adobe Reader XI]を右クリックして表示されるメニューから[Remove]を選択します。

[Restor]を選択するともとの設定に戻ります。

[Online Services and Features]

[Disable product updates:]チェックボックスをオンにすることで、自動アップデートを無効にすることができます。

設定項目自体が表示されなくなります。

acw7

設定が完了したら[File]→[Save Package]を選択します。

acw8

すると、[AcroRead.msi]を開いたフォルダーに以下のファイルが作成されます。

ファイル:[AcroRead.mst]

acw9

カスタマイズした Acrobat をインストールするには[Setup.exe]を使用します。

[Setup.exe]は[Setup.ini]を使用してインストールを開始します。

[Setup.ini]には、カスタマイズした設定が保存されている設定ファイルの[AcroRead.mst]を使用してインストールをおこなうという記述がされています。

acw10

そのほかに、Adobe Reader XI のインストールファイルの[Acroread.msi]と更新プログラムの[AdobeRpd11006.msp]を使用してインストールをおこなうということが記述されています。

カスタマイズした Adobe reader XI のインストールが完了して起動させてみると、設定した項目が適用された状態であることが確認できます。

acw11

Written by infra20th

2014年2月5日 @ 21:10

カテゴリー: Tools

Tagged with , ,

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。