既定のプログラムをグループポリシーで設定する
Windows 8 や Windows 8.1 では、ある特定のファイルを開く場合に自動的に使用することができるプログラムが複数インストールされている場合には、手動で通常使用するプログラムを設定する必要があります。
既定のプログラムは[コントロールパネル]→[既定のプログラム]→[ファイルの種類またはプロトコルのプログラムへの関連付け]などで、あとから変更することができます。
しかしながら Windows 8 を大量展開するために Sysprep など実行してしまうと、設定した既定のプログラムはリセットされてしまします。
そのような場合には、グループポリシーを使用して既定のプログラムを指定することができます。
ローカルグループポリシーエディターを起動したら、[コンピューターの構成]→[管理用テンプレート]→[Windowsコンポーネント]→[エクスプローラー]から[既定の関連付け構成ファイルの設定]を選択します。
ポリシーを有効にして[既定の関連付け構成ファイル]を設定します。
[既定の関連付け構成ファイル]は以下のコマンドを実行して作成することができます。
コマンドプロンプトを管理者権限で実行したのちにコマンドを実行します。
コマンド:[Dism.exe /Online /Export-DefaultAppAssociations:C:\AppAssoc.txt]
[C:]ドライブ直下に[AppAssoc.txt]というテキストファイルが作成されます。
[AppAssoc.txt]の内容を確認すると、設定した[既定のプログラム]が記述されていることがわかります。
記述されている内容の中から、展開後に手動で設定が必要となる[既定のプログラム]だけを選択して、グループポリシーに設定します。
[既定のプログラム]を設定した OS を大量展開したい場合に利用すると便利な方法です。
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