TFTPD 64でWindows PE 5.1をPXEブートさせる
TFTPD 64 の設定が完了したら、Windows PE 5.1 を ネットワークブートすることができるように準備します。
準備するものは、作成した Windows PE 5.1 のブート可能なメディアと[boot.wim]に含まれている BIOS 環境の PC で PXE ブートさせるために必要なブートファイルです。
作成した Windows PE 5.1 をマウントさせます。
マウントしたら、すべてのファイルをローカルのフォルダーにコピーします。
今回は TFTPD 64 をコピーしたフォルダーに、あらたに[PXE]というフォルダーを作成してそのフォルダーにコピーします。
フォルダー:[C:\tftpd64\PXE]
次に、Windows PE 5.1 を作成するときに使用した Windows PE の基本イメージの[boot.wim]をマウントさせます。
マウントが完了したら、以下のフォルダーに保存されている 2 つのファイルがあることを確認します。
フォルダー:[C:\WinPE_x64\mount\Windows\Boot\PXE]
ファイル:[bootmgr.exe][pxeboot.n12]
コピーした Windows PE 5.1 の以下のフォルダーに 2 つのファイルをコピーします。
フォルダー:[C:\tftpd64\PXE\Boot]
コピーが完了したら、TFTPD 64 の設定を確認します。
[Current Directory]:[C:\tftpd64\PXE]
[Server interfaces]:TFTFD 64 で Windows PE 5.1 を配信するネットワークに接続された LAN のインターフェースを指定する
[Base Directory]:[C:\tftpd64\PXE]
[Boot File]:[boot\pxeboot.n12]
ネットワークに接続された PC で PXE ブートが正しくおこなわれることを確認しましょう。
UR:TFTPD 64 を使用して BIOS 環境の PC で Windows PE 5.1 を PXE ブートさせる
BIOS 環境の PC で PXE ブートが開始されて Windows PE 5.1 が起動するはずです。
コメントを残す