Archive for 7月 25th, 2010
Adobe Reader オフラインインストールについて
現在配布されている Adobe Reader は Adobe Reader 9.3.3 です。
インストールはアドビのホームページからオンラインインストールします。
オフラインでインストールをする必要がある場合、インストールプログラムを用意することで可能となります。
オンラインインストールした環境からインストールプログラムを取り出すことができます。
Adobe Reader 9.3.3 を新規にインストールした場合の作業手順です。
Adobe Reader をインストールしたユーザーのユーザー プロファイルが格納されているフォルダー内に作成されたフォルダーを確認します。
『AppData\Local\Adobe\Reader 9.3\Setup Files\Reader9』
※バージョンやインストールした方法によってフォルダーの構造は変わります。
このフォルダー内に各種プログラムが格納されています。
このフォルダー内には Adobe 9.3 のインストールプログラム及び Adobe 9.3.2 , Adobe9.3.3 アップデートプログラムが格納されています。
>AcroRead.msi 及び Setup.exe → Adobe 9.3 のインストールプログラム
※ Setup.exe を使用してインストールを進める場合は、Data1.cab 及び setup.ini が必要
>AdbeRdrUpd932_all_incr.msp → Adobe 9.3.2 へアップデートプログラム
>AdbeRdrUpd933_all_incr.msp → Adobe 9.3.3 へアップデートプログラム
すべてのファイルを同じ場所に格納してインストールを実行した場合は Adobe Reader 9.3.3 をインストールすることができます。
AcroRead.msi 及び Setup.exe のみが格納されている状態でインストールを実行させると Adobe Reader 9.3 のみのインストールとなります。
Adobe 9.3 のインストール完了したら、Adobe 9.3.2 へアップデート、Adobe 9.3.3 へアップデートの順に作業を進めます。
このファイルを使用して『Adobe Customization Wizard 9』でインストール方法や環境をカスタマイズすることもできます。
Adobe Customization Wizard 9 の使用方法
Adobe Reader 9.3 をインストールしたのちにオンラインアップデートを実行し Adobe Reader 9.3.3 にアップデートします。
この環境から各プログラムを取り出す場合は以下のような手順となります。
Adobe Reader をインストールしたフォルダー内の『Setup Files』フォルダー内に Adobe Reader のインストールプログラムが格納されています。
『C:\Program Files\AdobeReader 9.0\Setup Files\{AC76BA86-7AD7-1041-7B44-A93000000001}』
このフォルダーからインストールプログラムを取り出します。
このフォルダーに格納されているファイルは Adobe Reader 9.3 のインストールプログラムです。
Adobe Resder 9.3.3 にするためにはアップデートプログラムを使用してアップデートします。
アップデートプログラムは下記フォルダー内に格納されています。
『C:\ProgramData\Adobe\Reader9.3\ARM』
AdbeRdrUpd932_all_incr.msp → Adobe 9.3.2 へアップデートプログラム
AdbeRdrUpd933_all_incr.msp → Adobe 9.3.3 へアップデートプログラム
インストール方法は同じく
Adobe 9.3 のインストールをおこない、Adobe 9.3.2 へアップデート、Adobe 9.3.3 へアップデートとなります。
Office 2010 Windows Live ID 資格情報の履歴を消去する
Office 2010 から Windows Live SkyDrive に作成したファイルを直接保存する事が
できる様になりました。
Windows Live ID を取得して Windows Live のサービスを利用できる環境を整えて
いる場合はこの機能を利用する事ができます。
また、Windows Live SkyDrive に保存したファイルを Office Web App を使用して
Web 上で編集する事ができます。
何らかの理由で Office 2010 で取り扱っている Windows Live ID の資格情報の
履歴を消去したい場合の方法です。
この情報はユーザー プロファイルが格納されている
『AppDataRoamingMicrosoftCredentialis』フォルダー内に保存されています。
ファイルを確認できる様にする為に隠しファイルの表示とシステム ファイルの表示に
ついての設定を変更します。
フォルダー オプションの
『ファイルとフォルダーの表示』
『保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない』
の設定を変更します。
設定変更後、フォルダー内にファイルが表示されます。
この表示されたファイルを削除します。
ファイル削除後、Windows Live ID の資格情報の履歴が消去された事を確認します。
作業後、変更したフォルダーオプションをもとに戻します。
Office 2010 の環境をグループポリシーでカスタマイズする その3
Office 2010 Administrative Template files (ADM, ADMX/ADML) and Office Customization Tool
には Microsoft Office カスタマイズ ツールも含まれています。
Microsoft Office カスタマイズ ツールは解凍されたファイルの『Admin』フォルダー内に
格納されています。
Admin フォルダーが梱包されていない Office セットアップディスクしか所持していない
場合はこのツールを使用するとよいでしょう。
Office 2010 のセットアップファイルをローカルディスクなど、一時的に作業をおこなう
場所にコピーします。
セットアップファイルをコピーした場所に『Admin』フォルダーをコピーします。
コマンドプロンプトより『/Admin』オプションを付けて Setup コマンドを実行させます。
Microsoft Office カスタマイズ ツールが起動します。
対象の Office のバージョンを選択します。
必要な項目をカスタマイズしてセットアップ カスタマイズ ファイル (.msp)を
作成します。
Office 2010 の環境をグループポリシーでカスタマイズする その2
Office 2010 の .ADMX グループポリシー テンプレート ファイルを
ローカル グループポリシー エディターに追加してみます。
解凍した『ADMX』フォルダー内のファイルを使用します。
『ADMX』フォルダー直下に格納されているファイルと『ja-jp』フォルダーに
格納されているファイルを使用します。
.ADMX グループポリシー テンプレート ファイルは決められた場所に格納すると
ローカル グループポリシー エディターで表示する事が出来ます。
標準では『C:\Windows\PolicyDefintions』です。
『ADMX』フォルダー直下に格納されているファイルは『C:\Windows\PolicyDefintions』フォルダーへ
『ja-jp』に格納されているファイルは『C:\Windows\PolicyDefintions\ja-JP』フォルダーへ
それぞれ格納していきます。
すべてのファイルを格納する必要はなく、必要なファイルを格納すればよいです。
必ず『ADMX』フォルダー直下に格納されているファイルとそのファイルに対応した『ja-jp』に
格納されたファイルを対にして『C:\Windows\PolicyDefintions』フォルダーへコピーします。
ローカル グループポリシー エディターを起動すると Office 2010 のカスタマイズできる
ポリシーの項目の一覧が表示されます。