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AMD FX-8350とHD7850を手軽にオーバークロックする
AMD FX-8350を使用したPCのUEFI環境にWindows8をインストールする
使用した主なパーツについては以下の Web サイトにまとめてみました。
SABERTOOTH 990FX R2.0:ソケット AM3+ 対応そして 8 コア AMD FX Series に対応したマザーボード
Radeon HD7850 :FX-8350と組み合わせています
Windows 8 のインストールが完了したら、各ハードウェアを正しく利用することができるようにドライバーをインストールします。
ドライバーをインストールすることで OS がハードウェアを正しく認識してハードウェアの機能を十分に発揮することができるようになります。
SABERTOOTH 990FX R2.0:ダウンロードサイト
AMD Catalyst Display Driver for Windows 8 64-bit
AMD Catalyst Display Driver for Windows 8 32-bit
Windows 8 x64 の環境に適用しなくてはならない、おもなドライバーは以下の通りです。
・AMD Chipset Driver
・Asmedia SATA Controller Driver
・Realtek LAN Driver
・Realtek Audio Driver
・AMD Catalyst Display Driver
AMD Catalyst Display Driver を標準でインストールすると、AMD VISION Engine Control Center がインストールされます。
タスクトレイに常駐されてアイコンが表示されます。
アイコンを右クリックして「AMD VISION Engine Control Center」を選択すると「AMD VISION Engine Control Center」が起動します。
「AMD VISION Engine Control Center」を使用すると、映像出力の環境を細やかに設定することができたり、AMD の CPU やグラフィックカードをオーバークロックすることができるようになります。
今回インストールした環境では、インストール直後にモニターの表示が縮小されて表示される状況でした。
さっそく「AMD VISION Engine Control Center」を使用してモニターに最大で映像が表示されるように設定を変更しました。
「マイデジタルフラット」→「スケーリングオプション」
「スケーリングオプション」の値を「0%」に変更
「AMD VISION Engine Control Center」を使用すると、AMD の CPU やグラフィックカードを定格のクロックより高いクロックで動作させるオーバークロックをおこなうことができます。
オーバークロックをおこなうことで性能向上を狙うことができます。
「AMD VISION Engine Control Center」を使用すれば、知識や複雑な手順を必要とせずにオーバークロックに挑戦することができます。
メニューの「パフォーマンス」→「AMD OverDrive」を選択します。
使用許諾の「同意する」をクリックするとオーバークロックをおこなうことができる「AMD OverDrive」を使用することができるようになります。
CPU をオーバークロックすることができる「CPU OverDrive」とグラフィックカードをオーバークロックすることができる「Graphics OverDrive」という項目が追加されます。
CPU をオーバークロックするには「CPU OverDrive」を選択します。
「既存の CPU 設定を上書きする」チェックボックスをオンにして「自動調整しています…」をクリックします。
「CPU OverDrive 警告」の「OK」をクリックすると「CPU をテストする」が表示されます。
「スタート」をクリックするとオーバークロックできる最大クロックを自動的に見つけてくれます。
テストが完了すると再起動の指示があるので OS を再起動します。
再起動後、「CPU OverDrive」を確認すると「CPU OverDrive」の機能をオンすることができるようになります。
「CPU OverDrive」をオンにしてオーバークロックさせたいクロックにスライダーを調整して「適用」をクリックします。
すぐさま CPU のクロックが変わったことが確認することができます。
グラフィックカードのオーバークロックも手順は簡単です。
「パフォーマンス」→「Graphics OverDrive」を選択します。
GPU クロックとメモリクロックの調整をスライダーを調整しておこない「適用」をクリックするだけです。
AMD の CPU とグラフィックカードを使用すると、AMD とツールを使用することで手軽にオーバークロックまで楽しむことができます。
AMD FX-8350を使用したPCのUEFI環境にWindows8をインストールする
組み立てた PC の電源を投入します。
[F2]を押すと UEFI の設定画面が表示されます。
搭載した AMD FX-8350 やメモリーなどが正しく認識されているかどうかを確認します。
表示する言語を [日本語] に設定すると、メニューが日本語で表示されます。
[Advanced Mode] に切り替えると、より詳細な設定をおこなうことができます。
[ブートメニュー(F8)] を押すと起動可能なドライブの一覧が表示されます。
光学ドライブに Windows 8 のインストールディスクを挿入して電源を投入すると[UEFI] 環境で起動することができる光学ドライブが一覧に表示されます。
今回の場合は[UEFI : MATSHITABD-MLT UJ240AS (3335MB)]を選択してインストールを起動させます。
[UEFI] 環境で動作する光学ドライブから Windows 8 のインストールをおこなうと UEFI 環境で動作する Windows 8 の環境を構築することができます。
AMD FX-8350 を使用した PC の組立
部品の準備が整ったら、PC の組立を開始します。
PC ケースのつくりによって部品と取り付けなどの作業のしやすさなどが変わってきます。
CPU やメモリーなどの部品を取り付ける前に、仮組をおこなってみて状態を確認すると組み立てやすいです。
PC を組み立てるためにはおおまかに以下の作業が必要となります。
・CPU の取り付け
・CPU クーラーの取り付け
・マザーボードを PC ケースに固定
・メモリーの取り付け
・ATX 電源の接続
・CPU 電源の接続
・SATA デバイスの接続
・フロント I/O コネクターの接続
・グラフィックカードの取り付け
など
仮組をおこなってみて状態を確認しましょう。
確認が完了したらさっそく PC の組立を開始します。
今回は CPU の取り付けから開始しました。
マザーボードの CPU ソケットを確認します。
CPU ソケットのロックレバーを引き上げます。
AMD FX-8350 を CPU ソケットに取り付けます。
AMD FX-8350 の角にある印と CPU ソケットの印を確認します。
印にあわせて AMD FX-8350 を取り付けたらロックレバーを元の状態に戻してロックします。
AMD FX-8350 に CPU クーラーを取り付けます。
CPU クーラーの説明書を確認して使用する部品や取り付け方法を確認します。
今回使用する SCYTHE SHURIKEN B Revision は、AM3+ 用取り付け金具をクーラー本体に取り付けて、マザーボードの CPU ソケットのブランケットに取り付けます。
CPU クーラーを取り付ける前に AMD FX-8350 のコアの部分にサーマルグリス(シリコングリス) を薄く均等に塗ります。
塗り終わったら CPU クーラーを取り付けます。
クーラーの電源も忘れずに接続します。
CPU 取り付け後、マザーボードを PC ケースに取り付けます。
取り付け後に CPU および ATX 電源を接続します。
また、PC ケースの電源ボタンなどを利用するために、フロント I/O の接続をおこないます。
今回使用する AMD FX-8350 には GPU が内蔵されていないので、用意したグラフィックカードを取り付けます。
グラフィックカードをシングル構成で使用する場合には PCIEX16_1,2,3 のいづれかに取り付けます。
使用する SAPPHIRE HD7850 は PCI Express 2.0 x16 に対応しているので PCIEX16_1 に取り付けます。
下のスロットの写真の上から以下のスロットのならびになります。
・PCIEX16_1
・PCIEX1_1
・PCIEX16_2
・PCIEX16_3
・PCI1
・PCIEX16_4
シングル構成の場合の PCI Express 動作モードは以下の通りです。
・PCIEX16_1: x16
・PCIEX16_2: x4
・PCIEX16_3: N/A
・PCIEX16_4: x8
メモリーは下の写真の奥から以下の構成になり、A1 と B1、A2 と B2 の組み合わせで使用します。
・DIMM_A1
・DIMM_A2
・DIMM_B2
・DIMM_B2
OS をインストールするためのディスクやインストール時に使用する光学ドライブを接続する SATA の内部コネクターです。
ユーザーマニュアルには AMD SATA 6Gb/s コネクターに SATA 記憶機器や光学ドライブを接続することが可能と書いていますが
以下の接続で Windows 8 x64 を UEFI 環境にインストールするとトラブルが起きてしまいました。
・SATA6G_1 : OS インストール用ドライブ
・SATA6G_2 ~ 6 : インストール用光学ドライブ
この接続でインストールした Windows 8 に ASMedia および Realtek LAN のドライバーをインストールしようとするとインストーラーが進まないトラブルが起きてしまいます。
回避方法としては、OS のインストール用ドライブを ASMedia SATA 6Gb/s コネクターの SATA6G_E1 に接続してインストールをおこなうと問題が起きませんでした。
ただし、完全にトラブルがなくなったわけではなく、まれに電源投入後、下の写真のロゴだけが表示され、OS が起動しないトラブルが発生しています。
現在、メーカーに問い合わせをかけていますが具体的な回答は得られていないです。
そのほかに、キーボードやマウス、ネットーワークなどの接続をおこないます。
グラフィックカードとモニターを接続したら OS のインストールをおこなっていきます。
AMD FX-8350 を使用した PC の組立の準備
使用するパーツの準備が整ったら、組立を開始しします。
今回使用するパーツは以下の通りです。
・CPU : AMD FX-8350
・CPU クーラー : SCYTHE SHURIKEN B Revision (試供品の CPU のため添付されていなかったため)
・メモリー : SanMax SMD-32G28NP-16KQ (8 GB * 4 枚組)
・ハードディスク(SSD) : intel 510 SERIES 120GB
・グラフィックカード : SAPPHIRE HD7850
・マザーボード : ASUS SABERTOOTH 990FX R2.0
・電源 : ENERMAX ECO80+ 350W EES350AWT
・PC ケース : Scythe ACB-TYPE2 アクリルベンチ Type2 ATX
・光学ドライブ : Panasonic UJ240
OS は Windows 8 64 ビット版とWindows Server 2012 を使用します。
ASUS SABERTOOTH 990FX R2.0 の添付品。
マニュアルのほかに各種ドライバーが収録されている DVD-ROM やバックパネルなどの
付属品が添付されています。
CPU ソケットは AM3+。
メモリースロットは Dual Channel に対応した DIMM スロットが合計 4 スロット。
最大 32GB の容量をサポートしています。
拡張スロットは合計 6 スロットで、以下のスロットが用意されています。
・ PCIe 2.0 x16 (デュアル x16/x16, トリプル x16/x8/x8) × 3
・ PCIe 2.0 x16 (x4) × 1
・ PCIe 2.0 x1 × 1
・ PCI × 1
OS をインストールするストレージなどを接続することができる SATA ポートは以下の通りの
構成になります。
<AMD SB950 チップセット>
・SATA 6Gb/s × 6 (RAID 0/1/5/10 サポート)
<ASMedia SATA 6Gb/s コントローラー × 2>
・SATA 6Gb/s × 2
・eSATA 6Gb/s × 2
そのほかにも、USB 3.0 や LAN などのポートを確認することができます。
グラフィックカードは SAPPHIRE HD 7850 です。
ATI RADEON HD 7850 を搭載して PCI Express 3.0 x16 に対応しています。
メモリーは GDDR5 2048MB を搭載してDVI x 2,HDMI x 1,DisplayPort x 1 の
出力端子を備えているグラフィックカードになります。
冷却用のファンはデュアルファンを搭載しています。
Windows 8 で採用されている DirectX 11.1 にや、マルチディスプレイ技術の
Eyefinity 2.0 をサポートしています。